芸人迷子

生まれも育ちも京都で、幼少期から漫才落語を見て育った。当然、ハリガネロックの漫才も見てたし、松口VS小林も見ていた。
ハリガネロックが解散というニュースを見た時に、なぜ? と思ったのも覚えている。
本書はノンフィクションに分類されると思うのだが、より正確には告白本だろう。こんなことを考えこんな思いを持ってやってきたと、まさに赤裸々に全てをさらけ出して書いている。どこかで何か一つでも違っていればもしかすると、今でもハリガネロックという漫才コンビが活躍していたのかもしれない。そう思いと残念な気もする。
とてもとてもおもしろかったです。

芸人迷子

芸人迷子