秋期限定栗きんとん事件(上)(下)

これって何故、上下に分かれているんだろう。1冊でも十分な分厚さじゃない?
さて、この〈小市民〉シリーズの既刊分を全部読んだわけだけど、『秋期限定栗きんとん事件』が一番面白かった。シリーズ物として成熟したのか、あるいは僕が読み慣れたのか。まあ、面白かったのだからどっちでもいい。
『夏季限定』の解説に書いてあったのかな、この作品は恐らく4部作だろう、と・確かに、春夏秋ときて冬がないわけがない。次の冬が来ればちょうど、登場人物たちは高校を卒業するわけだし。
この作品が2009年に出ているので、かれこれ7年たっている。そろそろ新作が出るのかな。ここまで3作は、図書館で借りているのだが、出たら買わないといけないかな。
色々思うところはあるけど、面白かったということでよしとしておこう。

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)