パルプ・フィクション
タランティーノ作品は見たことがなかったかと思いきや、ジャッキー・ブラウンを見ていた。なんで見たのかは不明。試写会でもあたったのかな?
さて、タランティーノ作品として有名な本作だが、面白かった。でも、なんというか物足りないかな。
短編かと思った実はつながっていた、という作品はありだと思う。ただ、どうつなげるかが問題だ。登場人物が同一、あるいは繋がっているってだけではちょっと弱い。しっかりとした、それでいて見た時には誰もがさほど気に留めない、伏線とその回収があってこそ、「短編かなと思ったのに」となる。その点が弱かった気がする。
意図的に、出来事の起こった順番を入れ替えているが、それも単に入れ替えただけ以上のものではなかった。
つまり、映画としては楽しめるが話としてはもう少しひねりなり深みなり伏線なりがあってもよかったんじゃないかな。というよりも、前評判からしてそういった作品なんじゃないかなと勝手に思っていたから、物足りなさを感じたのかな。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/02/08
- メディア: Blu-ray
- クリック: 33回
- この商品を含むブログ (48件) を見る