稀人
以前、まれびとについて興味があり、色々と調べていた時にこの映画のことを知った。見てみたいなと思い、探したのだが当時は見つけることができなかった。
この映画に出てくるのは、折口信夫が定義したまれびとでもなく、怪談話において山中で出会う、ひとつ目の巨人でもなく、一人の少女だ。いや、あの少女がタイトルの指す稀人じゃないのかもしれない。
とにかく、曖昧な作品だった。疑問点が多くあり、それが気になってなかなか集中して見ることができなかった。また、ホラー系特有の、全体的に画面が暗めというのも影響して、見難いことこの上なかった。
期待していたものとは違ったので、残念だったが、まあ、合う合わない、はまるはまらないは人それぞれ。監督は自分はこれが面白いという作品を作った。それがたまたま、僕にとっては面白くなかったというだけ。それだけです。
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