舟を編む

2013年公開作品。なぜこれを借りたのかというと、特に意味は無い。目についたのでなんとなく。
辞書を作る話という事は知っていた。原作は未読。
小説の映画化だと、大体、がっかりするできになる。その理由は、個人的な意見だが、時間の関係だと思う。原作通り、丁寧に作れば映画の標準的な時間では収まりきらない。しかしながら、主要なエピソード入れなければならない。そしてまた、2時間ほどの間、見るものを飽きさせてはならないので、なにがしかの中心と成るエピソードが必要となる。この作品の場合、辞書作りを通して、主人公の成長や関係者との交流が中心と成るのだろう。小説ならその辺を細密に書くことができる。しかし、映画ではそうはいかない。
個人的には嫌いじゃない、でも人に勧める程でもないというところかな。

舟を編む 通常版 [DVD]

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