まんざらでも・・・

つい先ほどの話。妻と話していて、妻の母が昔、書いた僕の作品を読んで、有栖川有栖氏の文章に似ていると言われたそうな。正確には文章が似ているのか、文章の雰囲気が似ているのかわからないんだけど、まぁ、まんざらでもない。ミステリーを書くきっかけになったのは間違いなく『月光ゲーム』だ。とはいえ、特別、有栖川作品を意識したことはない。また、最近の有栖川作品、特に火村シリーズに短編の大部分に関しては、納得しきれていないところがある。
とにかく、最近、また書き始めたんだけど、どうもまだ文章が一定しない。これはここ数年、抱えている問題だ。あんまり考えずに、心赴くままに書くのが一番いいんだと思う。そうなると、文章がくどいと言われるだろうけど。

月光ゲーム―Yの悲劇'88 (創元推理文庫)

月光ゲーム―Yの悲劇'88 (創元推理文庫)